ユリ科


単子葉。 用語説明
鱗茎や球根を持つものが多く、 外3弁、内3弁の6枚の花弁と、6本の雄しべをもつ。

このページでの分類仕方:
 木本
 鱗茎や球根をもつ草本(つる性でないもの)
  食用植物
  食用でない自生種
  食用でない園芸種
 つる性の植物

木本


ナギイカダ属

ナギイカダ 葉のように見える葉状枝は 厚くてかたく、先が針のようにとがった卵形で、 その上に帯白色の小さい花を咲かせ、球形の液果をつけ、赤く熟す

鱗茎や球根をもつ草本(つる性でないもの)


食用草本


ネギ属(ネギ科とする分類もある)

ネギ 葉は中空で、基部が重なり合って茎をつくり、地中に入っている部分は白い

タマネギ 葉は中空で、基部が重なり合って玉になる

アサツキ 葉は中空で細く、緑色が浅く、 地上部は夏と冬に枯れるが、地中に狭卵形の鱗茎があり、 初夏に花茎を立て、その先に淡紅紫色の花を散形状に多数つける

ニンニク 葉は扁平で細長く、地中に鱗茎の集まった球ができ、 太い花径の先に淡紫色の小さい花が球状に集まって咲く

ギョウジャニンニク 成長に5年以上かかり、 長楕円形の葉が2〜3枚根生し、 花茎の先に白い6弁花が散形状に咲く。

ニラ 根茎がよく株分かれし、扁平な葉をのばし、 晩夏に花茎の先に白い花を半球形状に多数つけ、 黒い種子ができる

ラッキョウ 葉は中空で細く、淡紫色の花が咲き、白い鱗茎ができる

オオニラ: ラッキョウ の別名

エシャレット: ラッキョウ を早採りしたもの

ノビル 鱗茎は球形で白く、根生葉の断面は三日月形で、花茎の先に膜質の総苞に包まれ、 先のとがった卵形のつぼみをつけ、それが開くと淡紅紫色の多数の花が現れる

エシャロット タマネギに似ているが、分球していて、 紫色の皮に包まれた鱗茎が数個入っている

ベルギー・エシャロット: エシャロット の別名

チャイブ 葉は中空で細く、 初夏に淡紅色のネギ坊主のような花を咲かせる

セイヨウアサツキ: チャイブ の別名

イトラッキョウ 葉は直径約1ミリで中身がつまり、淡紅紫色の花が咲き、白い鱗茎がある

ヤマラッキョウ 鱗茎は狭卵形、葉は3角柱状であり、茎先に紅紫色の花が散形状に咲く

アスパラガス属

アスパラガス 春先に出る太い茎を食用にするが、 茎は細かく分枝して松葉状の小枝となリ、葉は鱗片状に 退化し、黄白色の小さい花が咲き、赤く丸い果実をつける

食用でない自生の草本

クサスギカズラ属

クサスギカズラ 茎は他の植物によりかかり、葉のように見える葉状枝は線形で、 葉腋に淡黄色の花を数個つける

タチテンモンドウ 茎は直立し、針のような葉状枝が出て繁り、花は咲かない

ユリ属



オニユリ 茎には暗紫色の斑点があり、葉の基部に黒紫色の珠芽がつき、 茎の上部にラッパ形の花をいくつかつける。

コオニユリ 葉は披針形で、花は花被片が反り返って赤褐色の斑点があリ、ムカゴがつかない

カノコユリ 葉は卵状披針形で、花は花被片が強く反り返り、 濃紅色の斑点と乳頭状突起がある

ヤマユリ 葉は披針形で、 花は直径20センチぐらいあって花被片が反り返り、 白色に黄色いすじと赤褐色の斑点があり、芳香がある

テッポウユリ 葉は披針形で、花は細長いラッパ状で白く、芳香がある

ササユリ 葉は細長い披針形で、茎先に淡紅色の花を数個横向きにつける

サユリ: ササユリ の別名

ヒメサユリ 葉は広披針形で、茎先に淡紅色の花を数個横向きにつける

オトメユリ: ヒメサユリ の別名

タカサゴユリ 葉は細長く、ラッパ形の白い花の外側が赤褐色をおび、夏〜秋に咲く

マドンナリリー 葉は披針形で、花は大きなラッパ状で白く、芳香がある

ニワシロユリ: マドンナリリー の別名

ワスレグサ属

ユウスゲ 葉は細長い線形で、 夏に長い花茎の先に2又状の黄色い花序をつけ、 花は夕方開いて翌朝閉じる

キスゲ: ユウスゲ の別名

ヤブカンゾウ 葉は広線形で、花茎の先にユリ型をした橙赤色の八重咲きの花を数輪咲かせる

ノカンゾウ 葉は広線形で、花茎の先にユリ型をした 橙赤色の一重咲きの花をつける

ベニカンゾウ: ノカンゾウ で花の赤い品種

シナカンゾウ 葉は剣状で、花茎の先にユリ型をした 橙赤色〜赤色の一重咲きの花をつける

ホンカンゾウ: シナカンゾウ の別名

ハマカンゾウ 海岸近くに群生し、葉は厚く、 橙赤色の花を数個上向きに咲かせる

ヒメカンゾウ 葉は線形で、花茎の先にユリ型をした 黄橙赤色の一重咲きの花をつける

トウカンゾウ 葉は広線形で湾曲し、半常緑で、 5〜7月に黄橙色の花を1つずつ次々と咲かせる

ワスレグサ: トウカンゾウ の別名

ナンバンカンゾウ: トウカンゾウ の別名

ニッコウキスゲ 葉は線形で、 直立する花茎の先に、漏斗状で花冠の6裂する黄色い花が次々と咲く

ゼンテイカ: ニッコウキスゲ の別名

キキョウラン属

キキョウラン 葉は線形で、まばらな円錐状に花被片6枚の花が咲き、 丸い青紫色の果実ができる

アマドコロ属

アマドコロ 茎には稜があって上部が弓なりにまがり、 葉は被針形で、葉腋に液果が1〜2個垂れ下がり、黒紫色に熟す

オオアマドコロ アマドコロに比べて、2倍近く高くのび、果実も2〜4個ずつつく

ナルコユリ 茎は丸く、上部が弓状にまがり、 葉は被針形で、葉腋に緑白色の筒状の花が1〜5個ずつ垂れ下がる

マルバオウセイ 葉が幅広であること以外はナルコユリとよく似ている

カギクルマバナルコユリ 茎は弓状にまがり、披針形の葉が輪生して先がまがり、 葉腋に緑白色の筒状の花が垂れ下がる

チゴユリ属

チゴユリ 葉は先のとがった楕円形で、 茎の先に白い6弁の花が1〜2個垂れ下がる

ホウチャクソウ 葉は先のとがった広楕円形で光沢があり、 茎の先に緑白色の筒状の花が1〜2個垂れ下がる

バイモ属

バイモ 葉は細くて先が鈎状にまがり、 淡緑色の釣鐘状の花が下を向いて咲き、 花びらの内側に網目模様がある

アミガサユリ: バイモ の別名

クロユリ 茎に披針形の葉が数段輪生し、茎先に鐘形で黒紫色の花が数個咲く

アマナ属

アマナ 鱗茎があり、葉は2枚あって線形でU字形にくぼみ、 直立する花茎の先に白い6弁花をつける

ムギグワイ: アマナ の別名

ヒロハアマナ 葉は線形で中脈沿いに白い帯があり、 直立する花茎の先に白い6弁花をつけ、苞が3本ある

ヒロハノアマナ: ヒロハアマナ の別名

オオアマナ属

オオアマナ 鱗茎で群生し、葉は線形でU字形にくぼみ、 花茎が6本ぐらいに分枝し、その先に星形の白い花をつける

ツルボ属

ツルボ 葉は線形でやや厚くて柔らかく、2枚根生し、 初秋に花茎の先に淡紅紫色の花を総状に多数つけ、黒い種ができる

サンダイガサ: ツルボ の別名

ユキゲユリ属

チオノドクサ 葉はとがった狭楕円形で、 早春に、茎先に空色で花冠の5深裂した花が数個咲く

ユキゲユリ: チオノドクサ の別名

キオノドクサ: チオノドクサ の別名

キキョウラン属

キキョウラン

ホトトギス属

ホトトギス 茎や葉、蕾に毛が密生し、 葉は披針形で、基部は茎を抱いて互生し、 花は斜上に開き、紅紫色の斑点が多数あり、基部に丸い距が3つある

シロバナホトトギス: ホトトギス の変種で、花が白い

タイワンホトトギス  ホトトギス の変種で、茎先に散房状に花が咲き、距は2つしかない

ヤマホトトギス  ホトトギス の変種で、茎先や葉腋に散房状に花が咲き、紅紫色の斑点はまばらで、 花被片上半部が反り返る

ヤマジノホトトギス  ホトトギス の変種で、茎先や葉腋に1〜3個ずつ花が咲き、 斑点はややまばらで、花被片上半部は反り返らない

キイジョウロウホトトギス ジョウロウホトトギスに似ているが、 茎に毛がほとんどなくて葉に艶がある、 などの点で異なる

ギボウシ属

ギボウシ 半日陰で育ち、幅の広い葉が根生し、 夏に総状花序に淡青色の細長いラッパ形の花をつける

オオバギボウシ: ギボウシ で、葉が18〜30センチと大きい品種

コバギボウシ: ギボウシ で、葉が10〜16センチと小さい品種

オトメギボウシ: ギボウシ で、葉が約10センチと最も小さい品種

ヒメギボウシ: ギボウシ で、葉が最も小さいオトメギボウシの別名

スジギボウシ: ギボウシ で、葉に筋の入った品種

フイリギボウシ: ギボウシ で、葉が斑入りとなっている品種

トウギボウシ: ギボウシ で、葉が粉白色をおびる品種

オーソニガラム属

カイソウ 大きな根茎があり、広披針形の葉が根生し、 白い花が多数総状に咲く

ショウジョウバカマ属

ショウジョウバカマ 葉は広線形で、花茎の先に淡紅色か紫色の花を横向きにつける

ツクバネソウ属

ツクバネソウ 直立する茎に披針形の葉が4輪生し、淡緑色の花が咲き、 丸い液果が黒紫色に熟す

シュロソウ属

シュロソウ 葉は幅広で茎を抱いた部分がシュロの毛のようになり、 細長い円錐花序に6裂した赤紫色の花を多数咲かせる

アオヤギソウ 葉は幅広で茎を抱いた部分がシュロの毛のようになり、 細長い円錐花序に6裂した淡黄緑色の花を多数咲かせる

シライトソウ属

シライトソウ 葉は倒披針形で、茎先に白いブラシのような花序をつけ、 刮ハができる

ヤブラン属

ヤブラン 葉は根生し、線形で、花茎に淡紫色の花が総状につき、 果実は直径4ミリぐらいの光沢のある黒色

コヤブラン 匐枝でふえ、葉は線形で根生し、 花茎の先に淡紫色の小さな6弁花をまばらにつけ、種子が黒く熟す

ヒメヤブラン 匐枝でふえ、葉は線形で根生し、 花茎の先に淡紫色の小さな6弁花をまばらにつけ、種子が黒く熟す

ジャノヒゲ属

ジャノヒゲ 葉は幅2〜3ミリの線形で、花茎を出して淡紫色の 花を下向きに総状につけ、碧色の種子が露出してつく

リュウノヒゲ: ジャノヒゲ の別名

オオバジャノヒゲ: ジャノヒゲ の変種で、2倍ぐらい大きい

セッコウジャノヒゲ: ジャノヒゲ の一品種で、鎮咳などの生薬として使われる

チャボリュウノヒゲ よく似た ジャノヒゲ にくらべ、それより小さく、草丈は5〜8センチしかない

タマリュウ(玉竜): チャボリュウノヒゲ の別名

ヒメリュウノヒゲ: チャボリュウノヒゲ の別名

ノシラン 葉は線形で厚くてつやがあり、 扁平な花茎に白色〜淡紫色の花が総状に多数咲き、 倒卵形の碧色の液果がつく

キチジョウソウ属

キチジョウソウ 暖地の木陰で叢生し、葉は広線形で根生し、 短い花茎を立て、淡紅紫色の花を穂状に咲かせる

イフェイオン属

ハナニラ 秋に線形の葉を出して春に6弁の白っぽい薄紫色の花をつけ、 夏に葉が枯れる

ツルバギア属

ルリフタモジ 葉は線形で、花径の先に花冠の6裂する淡紅紫色の筒形花が散形状に咲く

ツルバギア・ビオラセア: ルリフタモジ の別名

オモト属

オモト 葉は厚くてかたく、つやがあり、ふちが緩やかに波打ち、 初夏に淡黄緑の花を円筒状に密集させ、冬に丸い液果が赤く熟す

ハラン属

ハラン 先の尖った楕円形で、艶のある大きな葉が群生する

スズラン属

スズラン 先の尖った楕円形の幅広の葉を出し、 花茎に釣鐘状の白い花を総状に並べて下向きにつける

マイヅルソウ属

マイヅルソウ 先のとがった卵心形の葉を2枚互生させ, 小さな白い6弁花を総状につける

カタクリ属

カタクリ 葉は2枚が平開し、花は薄紫色の6弁花で下向きに咲き、花被片は先がとがり反り返る

カタカゴ: カタクリ の古名

食用でない園芸種


ネギ属


アリウム 高い花茎の先に紅紫色の多数の小花を 球状に密集してつける

ワスレグサ属

ヘメロカリス 直立する花茎の先に多くの蕾をつけ、黄色や赤褐色のラッパ 形の花を 1〜2輪ずつ咲かせる

チューリップ属

チューリップ 1つの球根から1つの花茎が出て頂上に6弁で赤や黄色の花をつける ものが多いが、花の形や色には多くの変種がある

アガパンサス属

アガパンサス 葉は厚く、 丈夫な花茎の先にラッパ形の紫色の花を10〜30輪放射状につける

ムラサキクンシラン: アガパンサス の別名

シラー属

シラー・ペルビアナ 秋に葉を出し、春に花茎が出て円錐状の蕾の総をつけ、 外側の蕾から順次紫色の6弁花を咲かせ、夏には葉が枯れる

オオツルボ: シラー・ペルビアナ の別名

ツリガネスイセン 葉は剣形で、総状花序に釣鐘形の花を下向きに咲かせる

シラー・ヒスパニカ: ツリガネスイセン の別名

シラー・カンパニュラ: ツリガネスイセン の別名

ヒアシンソイデス・ヒスパニカ: ツリガネスイセン の別名

ヒアシンス属

ヒアシンス 葉は細長く、 立ち上がった花茎に青紫色の花が穂状に多数咲く

ユーコミス属

ユーコミス 葉は広線形で、 立ち上がる花茎に白色などの6弁花が総状に多数咲く

パイナップルリリー: ユーコミス の別名

ムスカリ属

ムスカリ 葉は細長く、 立ち上がった花茎から、ブドウの房のように、 青い球形の花がぶらさがる

ハナスゲ属

ハナスゲ 葉はスゲのように細長く、 立ち上がった花茎に細長い淡紫色の花が穂状に咲く

つる性の植物


シオデ属

サルトリイバラ 茎は左右交互に折れ曲がり、所々に棘があり、 葉は円形または広楕円形で、基部は丸いが先はとがり、 3〜5本の葉脈がはっきりしており、光沢があり、 花は淡黄色で、赤い球形の液果を総のようにつける

ケナシサルトリイバラ サルトリイバラに似ているが、棘がない、葉が長卵形、果実が黒紫色、などの大きな違いがある

シオデ 茎は長くのびて巻きひげでからみ、葉は先のとがった長楕円形で、 葉脈が5〜7本あり、葉腋に淡黄緑色の花をつけ、黒く熟す液果を総状につける

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