キチジョウソウ

吉祥草

単子葉、 スズラン科 または ユリ科、 キチジョウソウ属、球根植物、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:10〜30センチ
暖地の木陰に生え、地下茎でふえ、叢生する。
葉は長さ10〜30センチの広線形でつやがあり、根生する。
初秋に長さ8〜12センチの紫色の花茎を立て、 上半部に淡紅紫色の花を穂状に咲かせる。 花冠は先が6深裂して反り返り、 花被片の下部は筒状に合着している。 雄しべは6本あり、柱頭は先が3浅裂する。 蕾は濃い紅紫色である。
晩秋に直径1センチ弱の赤い球形の液果がなる。 中に種子が3つある。
この花が咲くと吉事があると伝えられている。

蕾は濃い紅紫色。Photo by H. O. (1996/10/5)


花茎も赤い。 (2018/10/20)


淡紅紫色の花が穂状に咲く。(2016/10/27)


花冠は6深裂し、雄しべは6本ある。 (2016/10/27)


丸い液果が赤く実る。(2016/11/6)


(2016/11/6)


葉は広線形。 (2017/10/31)


(2015/10/12)


葉は葉脈が明瞭で根生する。(2015/6/15)


(2015/5/6)


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