アサツキ

浅葱

単子葉、 ユリ科、 ネギ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:40〜60センチ
葉は根生し、中空で細く(食用になるネギ類では最も細い)、ネギより緑色が浅い。 夏には地上部は枯れるが、地中に狭卵形の鱗茎があり、淡紫褐色の外皮に 包まれている。秋に再度葉を出し、冬にはまた枯れる。
初夏に花茎を立て、その先に淡紅紫色の花を散形状に多数つける。 花冠は細長く、先が6裂している。 開く前の花序は紫色を帯びた膜質の総苞に包まれている。
果実は刮ハで、3つに割れて6個の黒い種子が現れる。
早春の若葉と鱗茎は美味である。

識別点:
 アサツキ:辛みが強く、夏と冬に枯れ、初夏に花が咲く。
 ワケギ :辛みが弱く、葉は夏に枯れ、花はほとんど咲かない。



葉は中空で、直径3〜4ミリと細い。根元は赤みを帯びる。(2016/5/5)


蕾は膜質の総苞に包まれている。(2015/5/6)


(2017/5/2)


膜質の総苞が割れて蕾が出てくる。 (2018/5/24)


花が咲く。小花の花冠は6裂する。 (2018/5/24)


雄しべは6本ある。花被片の中心線の色が濃い。 (2018/5/24)


淡紅紫色の花が多数咲く。 (2018/5/24)


地下に狭卵形の鱗茎がある。 (2018/5/24)


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