ショウジョウバカマ
猩々袴
単子葉、
キジカクシ科
(以前は ユリ科)、
ショウジョウバカマ属、球根植物、多年草。
用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:10〜20センチ
葉は広線形で滑らかであり、ロゼット状に展開し、厚くて光沢がある。
春さきに出る茎が地面すれすれの状態で蕾をつけ、
その後花茎が長さ10〜20センチまで伸びながら開花し、
淡紅色か紫色、白色の花を総状に数個つける。
花冠は6裂する。
雌性先熟で、雄しべはあとになって出てくる。
咲き終わった花の花被は緑色となり、花後も残る。
花後に花茎は長さ60センチぐらいにのび、
とっくり形の分果が3つ尻を合わせてくっついたような果実ができる。
熟すと裂開して糸くずのような細い種子が多数出て、風で飛ぶ。
種子ばかりでなく、
葉の先にできる不定芽(2〜3枚の小さい葉と細い根がある)でもふえる。
これは八重咲き品種。
(2017/3/30)
咲き始めのときはまだ花茎が短い。(2017/3/30)
花糸は花被片よりちょっと長い。これも八重咲き品種。(2017/3/30)
花が開くにつれて花茎がのびる。(2017/3/30)
花径の先に6弁の花が総状に咲く。Photo by H. O. (2005/4/21)
葉は広線形で、ロゼット状に展開する。
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