タイワンホトトギス
台湾杜鵑草
単子葉、
ユリ科、
ホトトギス属、多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:0.6〜1メートル
ホトトギス
に似ているが、花が茎先に散房状に咲く点などが異なる。
茎は直立後、枝分かれする。
葉は尖った長楕円形で、基部は茎を抱き、互生する。
花は茎先に散房状に咲き、紅紫色の斑点のある花被片が斜め上を向き、
各々の基部に球形に膨らんだ距が2つある(ホトトギスでは3つ)。
果実は3稜のある長さ4センチぐらいの細長い刮ハである。
台湾に多く自生し、西表島にも自生する。
園芸店で扱われており、暖地では各地で野生化しているようである。
識別点:
ホトトギス、
タイワンホトトギス、
ヤマホトトギス、
ヤマジノホトトギス
ホトトギス :花被片斜上、紅紫色斑点多数。葉腋に2〜3個ずつ咲く。
タイワンホトトギス:花被片斜上、紅紫色斑点多数。茎先に散房状に咲く。
ヤマホトトギス:花被片上半部反り返る、紅紫色斑点少ない。茎先や葉腋に散房状に咲く。
ヤマジノホトトギス:花被片上半部平開、紅紫色斑点やや少ない。茎先や葉腋に1〜3個ずつ咲く。
花は茎先に散房状に咲く。(2015/10/8)
(2015/10/8)
各花被片の基部に球形に膨らんだ距が2つある。(2016/10/27)
蕾。茎には短毛が密生する。(2015/10/8)
葉は尖った長楕円形で、茎を抱き、艶がある。(2016/10/27)
(2017/9/21)
タイワンホトトギスはホトトギスよりやや小型の花が茎先に散房状に咲く。(2011/11/13)
次のも茎先に枝分かれして咲いているのでタイワンホトトギス。(2009/9/16)
タイワンホトトギスの果実。細長くて3稜がある。(2014/11/16)
基部に近い刮ハから先にはじける。(2015/12/18)
タイワンホトトギスのはじけた刮ハ。
ヒロハノタイワンホトトギス。(2015/9/29)
ヒロハノタイワンホトトギス。(2015/9/29)
ヒロハノタイワンホトトギス?。
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