ハナスゲ

花菅、知母

単子葉、 ユリ科、 ハナスゲ属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:50〜80センチ
根茎が太くなって群生する。
スゲのような幅約5ミリ長さ30〜70センチの柔らかい葉が多数根際から生える。
初夏に花径が直立し、淡紫色〜淡黄色の筒状の花が穂状に咲く。 夜に花冠が開いて6裂し、芳香を漂わせ、翌朝にはしぼむ。
長卵形の刮ハがみのると、翼のある黒い種子が現れる。
根茎が知母(チモ)という生薬として使われる。
中国原産。

(2015/5/6)


線形の葉が根生する。(2015/5/6)


葉は少し幅広で、柔らかい。(2016/9/28)


葉の断面はU字形である。(2017/6/3)


1メートル近くに高くのびる。(2017/5/19)


花穂は根元からのびる。(2015/7/2)


(2018/5/19)


蕾。(2015/5/6)


淡紫色の花が穂状につき、夜開いて朝しぼむ。(2015/7/2)


花は筒状で縦筋がある。 (2018/6/19)


(2016/7/27)


尖った卵形の刮ハができる。(2017/7/29)


刮ハが3裂すると黒い種子が現れる。(2017/9/30)


(2018/9/22)


種子には稜がある。(2022/11/12)


種の落ちた刮ハ。(2016/9/28)


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