ヤブラン

藪蘭

単子葉、 ユリ科 (新分類ではキジカクシ科)、 ヤブラン属、球根植物、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:30〜60センチ
木陰に生える。
葉は根生し、長さ30〜60センチ、幅0.8〜1.2センチの線形で光沢があり、 鈍頭でやや柔らかく、先が垂れる。 縁が淡黄色などの斑入りの園芸種もある。
直立する高さ30〜50センチの花茎の上部に、 淡紫色の小さい6弁花が総状につく。
種子が花茎に露出してつき、 それは直径4ミリぐらいの球形で、黒くて光沢がある。 咲いた花に全部種子がつくのではなく、ややまばらにつく。

識別点: ヤブランコヤブランヒメヤブラン
 ヤブラン  :匐枝は出さず大株となる、葉の幅8〜12ミリ、花は色が濃くて密集。
 コヤブラン :匐枝で広がる、葉の幅4〜7ミリ、花は色が薄くてまばらで20〜30個。
 ヒメヤブラン:匐枝で広がる、葉の幅2〜3ミリ、花は色が薄くてまばらで約10個。

(2015/9/19)


葉は線形で根生し、縦筋があり、光沢がある。 (2016/7/28)


斑入りの品種もある。(2016/9/30)


淡紫色の小さい花が総状に密に咲く。

(2009/9/10)


花は6弁で葯は黄色い。(2016/9/30)


(2016/7/27)


(2015/9/19)


種子のつく花とつかない花がある。未熟の実は緑色。


種子が露出する。(2008/11/22)


真っ黒に熟す。(2015/12/5)


常緑で冬も葉が枯れない。


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