ヘメロカリス
単子葉、
ユリ科、
ワスレグサ属、球根植物、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:30〜90センチ
ユウスゲやトウカンゾウなどのカンゾウ類が
ヨーロッパで品種改良されてできた園芸種で、多数の品種がある。
冬に地上部は枯れるが春にまた芽を出す宿根草。
葉は線形で葉柄はなく、根生する。
太い花茎を直立させ、数個〜十数個の蕾をつけ、
1〜2輪ずつ花を咲かせる。1日花であるが、
一株から何本も花茎が出るので、
次々と長期間にわたって咲く。
花はラッパ形で、花冠が6裂するものが多いが、
八重咲きもある。色は黄色や赤褐色が多いが、
赤やピンク、紫などもある。
まれに刮ハのできることがある。
識別点:
ユウスゲ、
ノカンゾウ、
ヤブカンゾウ、
ヒメカンゾウ、
ハマカンゾウ、
トウカンゾウ、
ヘメロカリス
ユウスゲ :夏緑、黄色、一重、7〜8月、夕方咲く。
ノカンゾウ :夏緑、赤橙、一重、7〜8月、朝咲く、湿地に生える。
ヤブカンゾウ:夏緑、赤橙、八重、7〜8月、朝咲く。
ヒメカンゾウ:夏緑、黄橙、一重、5〜6月、朝咲く、小さい。
ハマカンゾウ:常緑、赤橙、一重、7〜9月、朝咲く、海岸に生える。
トウカンゾウ:常緑、黄橙、一重、5〜7月、朝咲く。
ヘメロカリス:夏緑、多彩、一重八重、6〜8月、朝咲く。
黄色い花が多い。
1つの株から何本もの花茎が出るだけでなく、
1つの花茎に幾つもの花が日をずらしながら次々と咲く。
(2011/4/30)
赤い花にも黄色が混じっていることがある。
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