ハマカンゾウ

浜萱草

単子葉、 ユリ科、 ワスレグサ属、球根植物、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:70〜90センチ
海岸近くに群生し、冬も枯れない。 地下茎で増える。
葉は根生し、長さ60〜70センチ、幅1〜1.5センチで、 濃緑色であり、厚くて光沢がある。
夏に花茎を立て、その先に橙赤色のラッパ形で6弁一重の花を3〜6個 上向きに咲かせる。 朝咲いて夕方にしぼむ1日花である。
3つの鈍稜のある楕円形の刮ハができる。

識別点: ユウスゲノカンゾウヤブカンゾウヒメカンゾウハマカンゾウトウカンゾウヘメロカリス
 ユウスゲ  :夏緑、黄色、一重、7〜8月、夕方咲く。
 ノカンゾウ :夏緑、赤橙、一重、7〜8月、朝咲く、湿地に生える。
 ヤブカンゾウ:夏緑、赤橙、八重、7〜8月、朝咲く。
 ヒメカンゾウ:夏緑、黄橙、一重、5〜6月、朝咲く、小さい。
 ハマカンゾウ:常緑、赤橙、一重、7〜9月、朝咲く、海岸に生える。
 トウカンゾウ:常緑、黄橙、一重、5〜7月、朝咲く。
 ヘメロカリス:夏緑、多彩、一重八重、6〜8月、朝咲く。





蕾は細長い。雌しべはまっすぐのび、雄しべは横向きの花では上向きに湾曲する。(2017/9/21)


葉は厚い。


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