コオニユリ
小鬼百合
単子葉、
ユリ科、
ユリ属、球根植物、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:1〜1.5メートル
鱗茎は大きくなる。
茎の地中部分に無性芽である木子(キゴ)がつくことがある。
葉は互生し、長さ10〜15センチの披針形で、先がとがる。
花は直立ないし斜上する茎の上部に総状につき、漏斗状で、
花被片が反り返って赤褐色の斑点がある。
果実は稜のある六角柱の刮ハで、ムカゴはつかない。
識別点:
オニユリ、
コオニユリ、
カノコユリ、
ヤマユリ、
テッポウユリ、
タカサゴユリ
オニユリ :花は赤橙色で強く反り返り、夏咲き、結実希でムカゴがつく。
コオニユリ :花は赤橙色で強く反り返り、夏咲き、刮ハ長楕円形、ムカゴなし。
カノコユリ :花は赤く、斑点が濃くて強く反り返り、夏〜秋咲き、刮ハ楕円形。
ヤマユリ :花は白くて半ば反り返り、夏咲き、刮ハ長楕円形。
テッポウユリ:葉が幅広、花は細長で白く、少し反り返り、春咲き、刮ハ長楕円形。
タカサゴユリ:葉が狭い、花は細長で白く、少し反り返り、淡褐色の筋あり、夏〜秋咲き、刮ハ長楕円形。
葉は角度を変えながら互生する。
葉は披針形。(2017/5/9)
花柄の基部に苞のようなものがある。(2016/7/13)
花被片は反り返って、赤褐色の斑点がある。葯も赤褐色。(2015/7/2)
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