タカサゴユリ
高砂百合
単子葉、
ユリ科、
ユリ属、球根植物、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.3〜2メートル
別名:タイワンユリ
球根は小さいが、種でよくふえる。
葉は互生し、長さ約15センチの線形で、先がとがる。
直立する茎の上部に、
長さ約15センチの白いラッパ形の花を数個、総状に咲かせる。
テッポウユリに似ているが、
花の外側に淡赤褐色の筋のあることが多い。
花冠は6裂する。
稜のある6角柱の刮ハが上向きにつき、
3裂すると扁平で翼のある種子が風で飛ぶ。
種で芽生えた1年目は細長い葉を出すだけで咲かない。
2,3年すると花が咲くようになり、
次第に花が大きくなり数も増えるが、
しばらくすると枯れる。
台湾原産。
識別点:
オニユリ、
コオニユリ、
カノコユリ、
ヤマユリ、
テッポウユリ、
タカサゴユリ
オニユリ :花は赤橙色で強く反り返り、夏咲き、結実希でムカゴがつく。
コオニユリ :花は赤橙色で強く反り返り、夏咲き、刮ハ長楕円形、ムカゴなし。
カノコユリ :花は赤く、斑点が濃くて強く反り返り、夏〜秋咲き、刮ハ楕円形。
ヤマユリ :花は白くて半ば反り返り、夏咲き、刮ハ長楕円形。
テッポウユリ:葉が幅広、花は細長で白く、少し反り返り、春咲き、刮ハ長楕円形。
タカサゴユリ:葉が狭い、花は細長で白く、少し反り返り、淡褐色の筋あり、夏〜秋咲き、刮ハ長楕円形。
花は細長い。(2017/8/12)
花は白い。(2016/8/17)
葯は黄色い。花冠は6裂する。
(2018/8/18)
花の外側に淡赤褐色をおびた筋がある。(2017/8/12)
葉は細い。(2016/8/17)
葉は放射状に互生する。
(2018/8/18)
果実は円柱状の刮ハで、6稜がある。(2010/10/10)
茎は高く直立する。
(2017/9/30)
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