ササユリ
笹百合
単子葉、
ユリ科、
ユリ属、球根植物、多年草。
用語説明
花期:夏 6月〜7月
高さ:50〜100センチ
別名:サユリ(小百合)
草地などに生え、西日本に多い。
卵形で白い鱗茎がある。
茎は細くて直立する。
葉は互生し、長さ8〜15センチの披針形でやや厚く、
笹の葉に似ている。
茎先に長さ10〜15センチのラッパ形で、
淡紅色の花を1個〜数個横向きに咲かせる。
花冠は6裂して反り返り、葯は赤褐色で、花に強い芳香がある。
雄しべが6本、雌しべが1本ある。
花は1個のことが多いが、数個咲くこともある。
倒卵形の刮ハが稔り、扁平で周囲に翼のある種子が風でとぶ。
種子は翌々年の春に発芽するが、その年は根生葉だけでまだ茎がない。
種子からだと、花が咲くまでに7年以上かかる。
何年かするとその場所の株は枯れる。
識別点:
ササユリ、
ヒメサユリ
ササユリ :葉は披針形、花は淡紅色で葯が赤褐色、刮ハは倒卵形。
ヒメサユリ:葉は広披針形、花は淡紅色で中心部が濃く、葯が黄色く、刮ハは楕円形。
葉は笹のように細長い。(2015/5/6)
茎は細くて直立するが、上部が弓形になることもある。(2015/5/6)
(2016/4/15)
(2016/4/15)
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