スズラン

鈴蘭

単子葉、 キジカクシ科 (以前は ユリ科)、 スズラン属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:15〜25センチ
地下茎が横に這ってふえる。 肥えた土では葉ばかり繁って花付きがよくない。
先の尖った楕円形で幅広の葉を近接して2つぐらい互生させる。
花茎上部に釣鐘状の白い花を下向きに並べて総状につける。 花冠は6裂する。芳香がある。
果実はあまりできないが、球形で赤く熟す液果のできることがある。
日本在来のスズランは、花径が葉より短く、葯が黄色い。 ヨーロッパ原産のドイツスズランは、日本在来のにくらべ、 大柄で、花径が葉より高くなるか同長で、香りも強く、 葯は淡緑色で、花の内側の中心部に赤い斑紋があるものや、 花自体が桃色のものもある。 園芸店で売られているものは大部分ドイツスズランである。
花や根などに有毒物質を含む。

(2011/5/14)




日本在来のスズランは、花径が葉より短い。(2015/5/1)


果実は丸い液果。 (2017/5/31)


茎の基部が赤くなることが多い。 (2018/5/1)


ドイツスズラン。花径が葉より高くのび、花数も多い。(2015/5/6)


ドイツスズラン。(2016/4/15)


ドイツスズラン。丸い液果のできることがある。(2015/7/2)


ドイツスズラン。液果は赤熟する。(2015/9/29)


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