ニラ



単子葉、 ユリ科、 ネギ属、常緑、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:30〜50センチ
鱗茎は長卵形で、下に根茎があり、よく株分かれする。 全体に臭気がある。
葉は互生し、長さ20〜30センチの線形で扁平である。
晩夏に花茎の先に白い花を半球形に散らばった形で多数つける。 花弁は6枚のように見えるが、3枚が花弁で3枚は苞であり、 いずれも先がとがる。 蕾が開く前は、花序が白い膜で覆われている。
刮ハが3裂すると球を縦に6分割したような黒い種子がでる。
中国原産。

(2014/9/22)


花は6弁のように見えるが、3枚が花弁で3枚は苞。(2015/10/24)


(2016/11/21)


雌しべの基部が3稜のある形に膨らんでいる。(2017/9/10)


直立する花茎の先に白い花が散形状に咲く。


(2016/4/29)




蕾のとき、花序全体が総苞に包まれている。(2016/7/27)


蕾が大きくなって総苞が裂け、花が咲き始める。 (2017/8/12)


線形で扁平な葉が左右交互に出てくる。(2016/4/15)


根元には古い葉鞘が膜状となって残っている。 (2015/5/1)


(2018/10/13)


ぶんけつして株が大きくなる。(2016/4/15)


茎先に刮ハが放射状につく。


種子は球の破片のようで黒い。(2014/12/12)


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