クサスギカズラ
草杉蔓
単子葉、
ユリ科
(新分類ではキジカクシ科)、
クサスギカズラ属、球根植物、つる性、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
短い根茎があり、そこから根がいくつも出て、
各々が直径2〜3センチ、長さ10〜20センチの紡錘形となり、
栄養を蓄えている。
茎の下部は木質化し、上部はつる状にのび、
他の植物などによりかかる。
細い茎は緑色で稜がある。
太い枝の葉は棘状、細い枝の葉は膜状に退化していて、
葉のように見えるのは葉状枝であり、
長さ1〜2センチの線形で3稜があり、節ごとに数本出て反り返る。
雌雄異株で、初夏に葉腋に淡黄色で6弁の花を2個ずつ付ける。
果実は直径約7ミリの黄緑色の球形の液果で、晩秋に赤く熟す。
アスパラガス
と似ているが、葉状枝の形態などが異なる。
紡錘形の貯蔵根は生薬として使われる。
(2017/5/2)
半つる性で、葉のように見えるのは緑色の葉状枝。(2016/4/29)
葉状枝は3輪生して湾曲する。
まだ小さな蕾。
茎に稜があり、蕾は楕円形。(2017/5/19)
蕾には稜がある。(2017/6/3)
花は6弁で黄白色。雄しべは6本ある。これは雌花で、花柱の先は3裂する。
(2018/5/19)
茎は緑色。(2015/5/6)
枝の基部にある棘は葉が退化したもの。古い茎は木質化する。(2016/10/15)
茎は直立したのち、細長くのびて他のものによりかかる。(2016/10/15)
(2022/11/12)
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