ユーコミス


単子葉、 キジカクシ科 (以前は ユリ科)、 ユーコミス属、球根植物、半耐寒性、多年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:40〜70センチ
別名:パイナップルリリー
タマネギのような球根がある。 冬は地上部が枯れる。
春に広線形の葉が根生する。 葉は主脈部分がへこむ。 縁はゆるく波打つものが多いが、 内側に巻き気味となるものもある。
花茎は出始めのとき、頂に広線形の短い苞葉をらせん状に密に出す。 その様子がパイナップルに似ているので、 パイナップルリリーと呼ばれるが、やがて花茎は高くのび、 花茎約2センチの多数の6弁花を、 下から上へと総状に咲かせる。 花色には、白、緑、薄紅、薄紫などがある。 中央の雌しべには下に丸い子房があり、 そのまわりを6本の雄しべが取り巻く。
果実は卵形の刮ハで、丸みを帯びた6個の稜がある。
南アフリカ原産。

(2016/7/28)


葉は主脈部分がへこみ、縁はゆるく波打つ。(2016/7/28)


6弁の花が総状に咲く。花茎の先には苞葉の束がある。(2016/7/28)


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