キイジョウロウホトトギス

紀伊上臈杜鵑草

単子葉、 ユリ科、 ホトトギス属、夏緑、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:40〜80センチ
ジョウロウホトトギス に似ているが、茎に毛がほとんどなく、葉に艶がある、 などの点で違いがある。
半日蔭の岩場などに叢生し、 茎は弓なりに垂れ下がり、分枝しない。
葉は卵状被針形で、互生して茎を深く抱く。
葉腋や茎先に黄色い釣鐘形の花を1〜3個ずつつけ、 内側には赤紫色の斑点がある。 花の基部に丸く膨らんだ距がある。
果実は楕円形の刮ハ。
絶滅危惧種。

Photo by H. O. (2003/9/26)


花は黄色い釣鐘形で、丸い距がある。葉にはつやがある。(2017/10/26)


花をつけた茎が長く垂れ下がる。(2022/10/27)


花筒の内側には赤紫色の斑点がある。 (2018/10/21)


葉は卵状披針形。 (2015/5/1)


葉の基部に葉耳があって、茎を抱く。 (2018/10/21)


葉先が長く尖る品種もある。 (2010/4/14)


(2010/4/29)


葉裏は淡緑色。(2017/10/26)


蕾。(2016/10/2)


果実は長楕円形の刮ハで3稜があり、上を向く。この茎の果実は2つとも未熟。(2022/10/29)


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