ジョウロウホトトギス
上臈杜鵑草
単子葉、
ユリ科、
ホトトギス属、耐寒性、多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:40〜80センチ
崖などに垂れ下がって生える。
叢生し、茎は弓なりに垂れ下がり、分枝しない。
葉は卵状被針形で、互生して茎を深く抱き、
長さ7〜15センチぐらいある。
葉腋に上向きの蕾を1つずつつけるが、茎が次第に傾いて、
開花するときは花が下向きになり、全体として総状となる。
釣鐘形の花は、長さ約4センチで細長く、外側が黄色で、
内側には赤紫色の斑点がある。花弁は6枚ある。
雌しべや雄しべは花筒からとび出さない。
茎の先のほうから開花してゆく。
果実は楕円形の刮ハ。
よく似た
キイジョウロウホトトギス
は、茎に毛がほとんどなく、葉に艶がある、などの点で異なる
高知県に自生する
絶滅危惧種。
(2017/6/6)
茎は分岐しないでのび、湾曲する。葉は茎を抱く。(2017/6/6)
次のはキイジョウロウホトトギスで、葉に艶がある。(2010/4/14)
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