ジャノヒゲ
蛇の髭
単子葉、
ユリ科
(新分類ではキジカクシ科)、
ジャノヒゲ属、常緑、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:10〜20センチ
別名:リュウノヒゲ
木陰に生え、匍匐枝で増えて群生する。
根にはところどころにふくらみがある。
葉は根生し、長さ10〜20センチ、幅2〜3ミリの線形で、やや光沢がある。
やや扁平な長さ7〜15センチの花茎の上部に、白色または淡紫色の
花を下向きに総状につける。花冠は6裂する。
(よく似た
ヒメヤブラン
の花は上向きに咲く。)
花後に葉陰に総状にできる直径約7ミリの碧色の玉は、果実ではなく、
果皮が未発達のために露出した種子であり(花柱の痕であるへそがない)、
よくはずむ。
オオバジャノヒゲ
は、葉も花径もジャノヒゲより2倍ぐらい大きく、
種子がくすんだ灰緑色である点などが異なる。
セッコウジャノヒゲは、鎮咳などの生薬として使われる。
(2016/6/29)
白い花が下向きに咲き、花冠は6裂する。
(2016/6/21)
6本の雄しべが花柱を取り囲む。
(2018/6/24)
種子は碧色。
(2015/11/30)
(2015/12/17)
(2017/12/26)
未熟な実。(2016/10/2)
常緑で、葉は幅2〜3ミリで細長い。匍匐枝で群生する。
(2008/12/25)
セッコウジャノヒゲ(生薬として使われる)。(2015/7/2)
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