アオヤギソウ

青柳草

単子葉、 シュロソウ科 (以前はユリ科)、 シュロソウ属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:50〜100センチ
林内や湿った草地に生える。
茎は高く直立する。
葉は茎の下部につき、長さ20〜30センチの広線形で、縦に筋があり、 葉の基部が鞘状に茎を包む。 古い葉鞘の繊維はシュロの毛状になる。
茎の先に細長い円錐花序をi数本直立させ、 淡黄緑色の花を多数咲かせる。 花被片は6枚、雄しべも6本ある。 両性花は花序の上部につき、雄花は下部につく。
果実は長さ1〜1.5センチの楕円形の刮ハで、 3本の縦の稜があり、3本の角(ツノ)状の突起がある。
有毒である。
同属の シュロソウ は花が暗紫褐色である。

葉は根元に広がり、花茎が1メートルぐらいに直立する。

(2016/7/27)                              (2016/10/20)


蕾。花茎には白い微毛が密生する。(2016/7/27)

高く伸びる花茎に黄緑色の花が並ぶ。(2016/10/20)

花被片は6枚。(2016/10/20)

葉は先のとがった長楕円形で、弓なりになる。(2015/6)


葉脈が明瞭である。(2016/4/15)


葉は根際近くに短い間隔で輪生状に出て、基部は鞘状になる。(2016/7/27)


長い花茎に、3稜があって角(ツノ)のある刮ハが並ぶ。(2017/10/18)


未熟な果実。(2017/10/18)


膨らんできた果実。花は上から見ると放射状に配置される。(2017/10/18)


放射状でなく、重なり合う果実もある。(2017/10/18)


楕円形の刮ハには、3本の縦の稜があり、3本の角(ツノ)状の突起がある。
果実のついていないのは雄花。(2022/10/29)


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