ヤマラッキョウ

山辣韮

単子葉、 ユリ科、 ネギ属、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:30〜60センチ
山の湿り気のある草原に生える。
地中に長さ2〜3センチの狭卵形の鱗茎がある。
基部から三角柱状で長さ20〜50センチの葉が数枚出る。
中空の花茎の先に紅紫色の小さい花が散形状に集まって咲く。 花柄が長く、花弁は6枚あり、雌しべも雄しべも長く突き出る。
玉が3個くっついた形の3分果の果実が散形状に集まる。 熟すと果皮が白くなって3裂し、稜のある黒い種子が現れる。
ニラ臭さはあるが弱い。
花の白いのはシロバナヤマラッキョウと呼ばれる。

(2015/5/6)


茎先に蕾が散形状に集まってつく。(2016/10/20)


蕾は淡紅紫色。

(2017/10/18)


葉は角が丸みをもった3角柱状で、根生する。 (2016/10/20)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る