ニッコウキスゲ

日光黄菅

単子葉、 ユリ科、 ワスレグサ属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:60〜80センチ
別名:ゼンテイカ(禅庭花)
亜高山や関東以北の海岸の草地などに生える。
地下茎は短いが、赤褐色の根がところどころ肥大し、 群落をつくる。
葉は左右2列に根生し、線形で、 長さ60〜70センチ、幅約2センチである。
直立する花茎の先が2分岐し、その各々に蕾を総状につけ、 橙黄色〜濃黄色で長さ約10センチの漏斗状で、 花冠の6裂する花を咲かせる。 花は朝開いて夕方閉じる一日花であるが、 日をずらしながら、次々と咲く。雌しべは1本、雄しべは6本あり、葯は焦げ茶色である。
楕円形で3稜のある刮ハができ、 黒くて丸い種子を多数含む。
種から育てると、花が咲くまでに7年ぐらいかかるそうである。

(2017/6/6)


漏斗状で花冠の6裂する黄色い花が茎先に数個咲く。 (2017/9/11)


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