バイモ

貝母

単子葉、 ユリ科、 バイモ属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:40〜60センチ
別名:アミガサユリ
鱗茎は2枚の貝状の鱗片が合わさってできている。 (その形が子を抱く母に似ているので貝母と名付けられたと言われる。)
茎は直立し、薄緑色である。
葉は下部では輪生、上部では互生し、細くて先が鈎状にまがり、 軽く巻き付き、薄緑色をしている。
早春に長楕円形のつぼみを茎に寄り添わせてつけるが、 まもなく葉腋についている花柄がのびて、 長さ3センチぐらいの淡緑色の釣鐘状の花を下向きに数輪咲かせる。 花びらの内側に網目模様がある。 花弁が6枚、雄しべが6本ある。
果実は刮ハで、幅広の縦翼が6枚ついた円筒形である。
夏には地上部は枯れる。
中国原産。

(2009/3/16)


釣鐘形の花が下向きに咲く。 (2013/3/16)


6枚の花弁に編目模様がある。雄しべは6本あり、柱頭は3裂する。(2017/3/30)


葯は黄色い。(2017/4/13)


茎は直立する。(2016/3/16)


(2017/3/30)


果実には大きな6翼がある。 (2010/4/24)


翼ははじめは小さい。 (2014/4/12)


翼が大きくなると果実が上を向く。 (2016/4/15)


上部の葉は細くて、先が鉤状に曲がる。(2015/5/1)


(2017/4/13)


下部の葉は輪生状に出る。(2017/3/10)


苗。(2017/3/10)


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