ノビル
野蒜
単子葉、
ユリ科、
ネギ属、多年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:50〜80センチ
鱗茎は直径1〜2センチの球形で、白い。
数本出る根生葉は中空で細く、長さ25〜30センチあり、断面は三日月形である。
花茎は断面が鈍三角形で、高さ50〜80センチになり、
まず膜質の総苞に包まれて先のとがった卵形の蕾をつける。
それが開くと淡紅紫色の多数の6弁花が散形状に咲く。
花序には紫褐色の珠芽(むかご)がつくことが多い。
種子はほとんどできない。
葉は晩秋に出て越冬し、
初夏になると地上部は枯れる。
鱗茎や茎、若葉を食用にする。
むかごと花。(2016/6/3)
蕾では、最初、花序全体が総苞に包まれている。(2016/5/7)
開き初めの花はまだ花柄が短く、ムカゴもできていない。
雄しべが6本、雌しべが1本ある。(2013/5/11)
茎の上で発芽するむかごもある。(2009/5/23)
(2017/5/28)
珠芽(むかご)(2016/5/7)
むかごが落ちると新しい個体になってゆく。(2009/5/23)
葉は線形で、基部が葉鞘となる。葉の断面は三日月形。(2013/5/11)
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