ツルボ

蔓穂

単子葉、 キジカクシ科 (以前は ユリ科)、 ツルボ属、球根植物、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:20〜40センチ
別名:サンダイガサ
地中の鱗茎は卵球形で黒褐色の外皮に包まれる。
葉は長さ15〜25センチの線形で根生し、やや厚くて柔らかく、 断面はU字形である。 葉は年に2回出る。春葉は3月末に5〜10枚出るが5月末には枯れ、 夏には地上部はない。 秋葉は初秋に2枚出て、冬には枯れる。(秋葉は1枚や3枚のこともある。)
初秋に秋葉と花茎が出て、その先に淡紅紫色の6弁花を穂状に多数つけ、 下から上へと咲いてゆく。
秋葉は花茎より少し遅れて出るが、秋葉の出ない個体もある。
果実は刮ハで、 長楕円形で3稜のある黒い種ができる。

(2010/9/20)


花は淡紅紫色で、6枚の花弁が反り返る。雄しべは6本ある。 (2018/9/13)


(2014/9/23)


群生する。(2010/10/6)


秋葉は細長い。 (203/9/15)


早春の葉。線形で、断面はU字形。基部に赤みがある。 (2018/3/18)


早春の葉には厚みがある。 (2018/3/18)


3稜のある楕円形の刮ハができる。 (2017/10/12)


種子は黒い。(2014/12/10)


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