チャボリュウノヒゲ
矮鶏竜の髭
単子葉、
ユリ科
(新分類ではキジカクシ科)、
ジャノヒゲ属、常緑、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:10〜20センチ
別名:タマリュウ(玉竜)、ヒメリュウノヒゲ
ジャノヒゲ
とよく似ているが、草丈が5〜8センチと小さく、
もっと密に繁る。
木陰に生え、匍匐枝で増えて群生する。
根にはところどころにふくらみがある。
寒さにも強く、木陰ばかりでなく、日向でも育つ。
排水性のよい土を好む。
葉は根生し、幅2〜3ミリの線形で、やや光沢がある。
5センチぐらいの花茎の上部に、
直径5ミリぐらいの白い花を下向きに総状につける。
花被片は6枚ある。
(よく似た
ヒメヤブラン
の花は上向きに咲く。)
花後の12月〜1月ごろ、葉陰に総状にできる直径約7ミリの碧色の玉は、
果実ではなく、
果皮が未発達のために露出した種子であり(花柱の痕であるへそがない)、
よくはずむ。
(2015/6/15)
白に近い淡紫色の花が咲く。
(2017/6/29)
よく繁るので、グランドカバーに利用される。(2015/6/15)
(2015/12/18)
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