ケナシサルトリイバラ
毛なし猿捕茨
単子葉、
ユリ科、
シオデ属、球根植物、つる性、落葉、低木(多年草)。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:
サルトリイバラ
に似ているが、棘がない、葉が長卵形、果実が黒紫色、
などの大きな違いがあり、大きく異なる植物である。
細いつるが長くのび、葉柄基部から巻きひげがでる。
葉は全縁の長卵形で、先は鈍くとがり、基部は心形となり、
3脈が明瞭で、互生する。
葉腋から散形花序が出て、白い小花を多数つける。
球形の液果ができて、黒紫色に熟す。
根塊を山帰来(サンキライ)という生薬として使う。
中国から渡来したもので、日本には自生していない。
都立薬用植物園にて。(2017/6/6)
葉腋から出る散形花序に果実が育ち始めている。
(2017/6/6)
葉は全縁の長卵形。
(2017/6/6)
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