ラッキョウ

辣韭、辣韮

単子葉、 ユリ科、 ネギ属、多年草。 用語説明
花期:秋 9月〜11月
高さ:40〜50センチ
別名:オオニラ
砂地など、水はけのよい所を好む。
細長い中空の葉を地中から数本のばす。
初夏に分球して、白い卵形の鱗茎が5〜10個できる。
盛夏には休眠するが、涼しくなると芽が出て、 直立する花茎の先に小さい紫色の6弁花が散形状に咲くが、 種はほとんどできない。
小花の数は数個〜30個ぐらいのようである。 (よく似たヤマラッキョウでは、小花は多数あって、 花序が球状になる。)
夏に鱗茎を植え付けて、 翌年の初夏に分球した株を収穫する。 初冬に早採りしたものはエシャレット(和製外語)として食用にされる。 (フランスなどで食されるエシャロット は小さいタマネギのような別の作物である。)
鱗茎には刺激臭と辛味があり、食用となる。

(2015/9/29)


蕾は膜をかぶっている。(2016/9/28)


ふくらみ始めた蕾。(2015/9/29)


栄養状態等が良いと、蕾は30個ぐらいになる。 (2022/10/20)


花は赤紫色。(2017/10/31)


花弁は5枚で薄い。(2017/10/31)


花後。果実ができはじめている。(2010/11/13)


黒褐色の種子ができる。 (2019/11/17)


葉は中空で細く、根元は赤みを帯びる。 (2015/9/29)


(2016/9/28)


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