バラ科


双子葉、離弁花。 用語説明

木本と草本があり、 草本の場合、葉は複葉になる。
葉は互生する。托葉が1対あり、葉柄の上部に蜜線のあるものが多い。
花弁、萼は5枚で放射相称、雄しべは多数、萼の基部が合生して筒状になる。 (キンポウゲ科では萼が離生する。)
木本では、萼筒が球状や筒状になった偽果ができるものが多い。
イチゴ類では、花後に花床が肉質にふくらんでそう果が点在するイチゴ状果や、 核果が頭状に集まったキイチゴ状果などができる。

このページでの分類仕方:
 小高木
 低木
 つる性
 草本

多くの種を含む属などへの早見インデックス:
桜と言われるサクラ属
バラ属
イチゴ類

小高木

桜と言われるサクラ属 多数の品種があり、4月に淡紅色の花を多数つけるものが多い

通常桜と言われないサクラ属

アンズ 葉は卵円形で、前年葉腋に柄のない花が葉の展開前に咲き、 萼片は紅紫色で反り返り、球形の核果が実る

ウメ 花には柄がなく、葉が出るより先に咲き、古枝に棘がある

シダレウメ ウメの変種で、枝が垂れ下がる

スモモ ウメとモモの中間のような特性を持ち、 花は白く、球形の核果が初夏に赤紫色〜黄色に熟す

ハタンキョウ: スモモ の別名

プラム:日本ではスモモ の別名

モモ 花には柄がほとんどなく、葉より先か同時に咲き、実には細毛がある

ハナモモ: モモ のうち、花の鑑賞用に作られた品種

シダレモモ: モモ のうち、枝の垂れる品種

アーモンド スモモに似ており、 花は白〜桃色で、楕円形の核果が夏に紫色に熟し、核の中身が食用になる

ヘントウ(偏桃): アーモンド の別名

ハナモモ

マルメロ

ユスラウメ 葉は倒卵形で葉脈がへこんで細毛があり、 花は白色〜淡紅色で、球形の果実が赤く熟して食用になる

ニワウメ 幹は株立ちし、葉は尖った楕円形で、淡紅色の5弁花が咲き、 突起のある丸い核果が赤く熟す。

リンショウバイ: ニワウメ の別名

コウメ: ニワウメ の別名

ハネズ: ニワウメ の別名(古名)

バクチノキ 葉は大きな長楕円形で、新枝の葉腋から短く斜上する 総状花序に白い5弁花がつく

セイヨウバクチノキ 葉は革質の長楕円形で、新枝の葉腋から立ち上がる長い 総状花序に白い5弁花がつく

その他の小高木

カリン 樹皮は緑褐色でなめらかであり、鱗片状にはがれ、 梨果は黄色でかたく、芳香がある

サイフリボク

カナメモチ 新芽が赤く葉は互生し光沢がある

アカメモチ: カナメモチ の別名

オオカナメモチ 葉も花序もカナメモチより大きく、 新しい葉が伸びると古い葉は紅葉して落ちる

テツリンジュ: オオカナメモチ の別名

カマツカ 葉は倒卵形で鋭い鋸歯があり、 直径1センチぐらいの白い5弁花が10〜20個集まった花序 を枝先につけ、楕円形の梨状果をつける。

ウシコロシ: カマツカ の別名

ビワ 葉は革質の倒被針形で葉脈がへこみ、花は白く、梨状果が黄橙色に熟す

シャリンバイ 枝先に白い5弁花を多数つけ、粉をふいた丸い梨状果が 黒紫色に熟す

ナナカマド 葉は奇数羽状複葉で小葉は披針形で先が鋭くとがり、秋に真っ赤に紅葉し、 初夏に直径6〜10ミリの白い花を房状につけ、 房状の果実が秋にに赤く熟す

ナンキンナナカマド 葉は奇数羽状複葉で小葉は長楕円形であり、 初夏に小さい白い花を房状につけ、秋に赤い実をつける

コバノナナカマド: ナンキンナナカマド の別名

ニワナナカマド 葉は奇数羽状複葉で、小葉は先が鋭くとがリ、 円錐花序を出して白い花を多数つけ、袋果をつける

チンシバイ: ニワナナカマド の別名

ハナカイドウ 花は長い柄がついて散形に垂れ下がり、蕾は紅色で花として開くと淡紅色になる

カイドウ: ハナカイドウ の別名

ミカイドウ

ツクシカイドウ 春に白い5弁花を咲かせ、 3倍体で、花粉ができないにもかかわらず、果実と種子ができる

コホクカイドウ: ツクシカイドウ の別名

ホンカイドウ 蕾は紅色、花は5弁で白く、小さな梨状果が束生する

リンゴ 花は白か薄い桃色が多く直径10〜15センチの丸い実がなる

ヒメリンゴ 葉は広楕円形で、表面にしわがあリ、 花ははじめ淡紅色で開くにつれて白くなリ、 果実は2.5センチぐらいの球形で、濃紅紫色に熟す

ナシ 葉は卵形で鋸歯があリ、散房花序に白い5弁花が数個つき、 多汁質で果肉の白い丸い実がなる

ヤマナシ 葉は卵形で鋭い鋸歯があリ、散房花序に白い花が5〜10個つき、 小さいナシのような実がなるが渋くてまずい

アオナシ 葉は幅広の卵形で鋸歯があり、 春に枝先に白い5弁花を4〜5輪つけ、 直径2〜4センチの果実をつける

セイヨウナシ

プルーン 葉は楕円形で鋸歯があり、春に白い5弁花が咲き、 果実は楕円形で完熟すると濃紺色になる

サンショウバラ 枝に棘があり、葉は奇数羽状複葉で、小葉には鋭い鋸歯があり、 初夏に淡紅色の5弁花をつけ、萼筒には棘が密生する

低木


バラ属 つる性のものが多いがそうでないものもある。葉は3出し、幹に棘がある

ユスラウメ 葉は倒卵形で葉脈がへこんで細毛があり、 花は白色〜淡紅色で、球形の果実が赤く熟して食用になる

ヤマブキ 幹は細くて束生し、葉には鋸歯があり、花は黄色くて八重咲きもある

シロヤマブキ 幹は細くて束生し、葉には鋸歯があり、花は白く、そう果が4つ並んで黒熟する

サンザシ 葉は倒卵形で上部が3〜5裂し、枝先に白い花が数個咲き、梨状果が赤熟する

オオミサンザシ: サンザシ の変種で実が約2.5センチと大きい

キミノサンザシ: サンザシ の変種で実が黄色く熟す

ボケ 幹はなめらかで棘状の小枝がつき、花びらは丸い。

カラボケ: ボケ の別名

クサボケ 幹は地を這うか斜上し、小枝は棘になり、 葉腋に朱赤色の花を数個つける

シドミ: クサボケ の別名

ジナシ: クサボケ の別名

シャリンバイ

コゴメウツギ 細かく切れ込んだ三角形の葉を茂らせ、球形の白い花をつける

カナウツギ 幹は細くて叢生し、 葉は三角状広卵形で、重鋸歯があって先がとがる

シモツケ 茎は束生し、葉は先のとがった卵形で、不揃いな鋸歯があり、 枝先に紅色の小さい花が半球状に集まった花序をつける

マルバシモツケ

ホザキシモツケ

コデマリ 葉には深く切れ込む鋸歯があり、裏面は白色を帯び、 花は20個ぐらいが半球形状に集まって咲き、 それが弓なりになった枝にいくつも連なる

ユキヤナギ 枝が細く垂れ下がり白い5弁の花を枝いっぱいにつける

コゴメバナ: ユキヤナギ の別名

ハゼバナ: シジミバナ の別名

シジミバナ 枝が叢状に分枝し、 白い八重咲きの花が3〜10個ずつかたまって咲き、 花の直径は8〜10ミリで、中央がくぼむ

リキュウバイ 葉は楕円形で先がまるく、 春に枝先に円錐花序を出し、白い花を6〜10個つけ、 5稜のある朔果をつける

オオリキュウバイ リキュウバイの変種で、 花や木が大きい

サクラバラ 枝先に縁が淡紅色で基部の白い花弁を5枚もつ 花が数個つく

カイドウバラ(海棠薔薇): サクラバラ の別名

ピラカンサ 細い枝を伸ばし、秋に赤い実をたわわにつける

トキワサンザシ: ピラカンサ の別名(赤い実のもの)

タチバナモドキ: ピラカンサ の別名(黄色い実のもの)

ベニシタン 枝は横に広がり、葉は倒卵形で厚くて光沢があり、 白か紅色の5弁花を咲かせ、球形の赤い実をつける

コトネアスター: ベニシタン の別名

ストランヴェシア 春に白い5弁花を咲かせ、秋に星のような模様のある赤い実をつける

シセンテンノウメ 奇数羽状複葉の小葉は楕円形で、白い5弁花が咲き、 核果が黒紫色に熟す

キンロバイ 葉は奇数羽状複葉で、小葉が1〜3対つき、 夏に直径2〜3センチの金色の5弁花をつける

つる性

バラ属 つる性のものが多く、葉は3出し、幹に棘がある

イチゴ類 イチゴ果をつけるもの

ハマナシ

草本

イチゴ果をつけるものについては イチゴ類参照

ダイコンソウ 根生葉は奇数羽状複葉でダイコンの葉に似ており、 黄色い5弁花をつけ、柱頭が多数残った球形の集合果をつける

オオダイコンソウ

キンミズヒキ 葉は奇数羽状複葉、花は5弁で黄色く、そう果は剣で動物にくっつく

ワレモコウ 葉は奇数羽状複葉で、小さな暗赤紫色の花が密生した穂状花序を作る

コバナノワレモコウ

ナガボノシロワレモコウ 葉は奇数羽状複葉で、小さな白い花が密生した長めの穂状花序を作る

ナガボノアカワレモコウ: ナガボノシロワレモコウ の変種で、穂が赤みを帯びる

サラダバーネット 奇数羽状複葉で、赤い花が頭状に密集して咲き、葉に香りがある

オランダワレモコウ: サラダバーネット の別名

カライトソウ

シモツケソウ

キョウガノコ 葉は掌状に5〜7裂し、 初夏に、先が細かく枝分かれした花茎に、赤紫色の小さい花を多数つける

ロックベンシモツケ

ナツユキソウ キョウガノコに似ているが、花が白いという大きな違いがある

ヤマブキショウマ 雌雄異株で、茎先に直立する円錐花序に白い小さい花が密集してつく

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