カマツカ

鎌柄

双子葉、離弁花、 バラ科、 カマツカ属、落葉、小高木。 用語説明
別名:ウシコロシ
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:5〜7メートル
樹皮は暗灰色で、滑らかなこともあるが、粗面であることが多い。
日当たりの悪いところでは、長く伸びる長枝に葉が互生する。 日当たりの良いところでは、あまりのびない短枝となり、 葉は輪生状に3枚ぐらいつく。 葉身は長さ4〜7センチの倒卵形で、鋭い鋸歯があり、 やや薄い洋紙質である。
春から初夏にかけて、 直径1センチぐらいの白い5弁花が10〜20個集まった複散房花序を枝先につける。
果実は長さ8〜10ミリの楕円形の梨状果で、10〜11月に赤く熟す。
材は丈夫で、鎌の柄などに使われる。
ウシコロシという別名は、樹皮から牛の鼻輪を作ったためであり、 牛も死ぬ猛毒を持つわけではなく、果実にも毒はない。




枝先の複散房花序に白い5弁花がつく。 (2016/4/29)






蕾。


楕円形の梨状果が赤く熟す。葉は長枝には互生する。




果実には花柱が残っている。(2015/10/28)


葉は長枝には互生し、短枝には3枚が輪状につく。


葉に細かくて鋭い鋸歯がある。 (2017/5/2)


晩秋に黄葉し、(2017/10/31)


落葉する。(2015/10/28)


樹皮は暗灰色で粗面であることが多い。




株立ちすることが多い。 (2018/1/10)


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