カナウツギ


双子葉、離弁花、 バラ科、 コゴメウツギ属、落葉、低木。 用語説明
花期:夏 6月
高さ:1〜2メートル
細い幹が弓状に湾曲し、叢生する。 枝は少しジグザグになる。 若枝は赤褐色であるが、古くなると暗灰色となる。
葉は互生し、長さ5〜11センチの三角状広卵形で、 先は尾状にとがり、数個の裂け目があって、重鋸歯がある。 葉柄の付け根に長さ1〜1.2センチで先のとがった托葉がある。
枝先や葉腋から出る長さ5〜10センチの円錐花序に、 直径約5ミリの白い花を多数つける。 花弁が5枚、萼片が5枚あり、合わせて10弁あるように見える。
果実は5つの稜をもつ楕円形の袋果で、 9月〜10月に熟し、卵形の種子を含む。



葉は三角状広卵形で裂け目が数個ある。(2017/5/2)


葉柄の基部に先の尖った托葉がある。 (2017/5/2)

葉の縁に重鋸歯がある。 (2017/10/26)


幹は細くて叢生し、若いときは赤褐色である。


白い花が円錐状に咲く。Photo by H. O. (2009/6/26)


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