キンミズヒキ
金水引
双子葉、離弁花、
バラ科、
キンミズヒキ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:30〜80センチ
茎は細長く、毛が密生する。
根生葉は大きく、茎葉は小さい。
茎葉は互生し、奇数羽状複葉で、5〜9個の小葉があり、
托葉は扇形で裂け目がある。
小葉は長卵形で鋸歯があり、毛がある。
夏に枝先に総状花序を立ち上げ、直径6〜11ミリの5弁で黄色い花をつける。
萼筒は円錐状で、縁に鉤状の棘が並ぶ。
果実はそう果で、萼筒の中で成長し、
萼筒の縁の棘は長くなって内側に曲がるようになり、衣服などにくっつく。
黄色いキンミズヒキと赤いミズヒキ。
花は5弁。(2009/8/15)
花は基部から先へと咲き進む。萼筒の縁には短い突起が並び、5枚の萼片は蕾を包んでいる。
(2018/9/24)
円錐状の萼筒が果実へと変化してゆく。
萼筒の縁の突起が鉤状の棘へと変化する。
(2016/10/4)
花茎は細長くのびる。(2009/8/15)
初期の花序では蕾が密生している。
果実は円錐形のそう果。
そう果には先が鉤状になった刺があって、衣服にくっつく。(2015/10/19)
果実が実るにつれて棘が成長する。(2016/9/28)
果実は熟すと棘のついた小さなドングリ状となる。(2022/10/29)
茎には短毛が密生する。(2014/9/22)
葉は奇数羽状複葉であるが、小葉は左右の位置が少しずれたりする。
小葉は大きいのや小さいのなどあって、不揃い。(2016/9/28)
複葉の葉柄の基部にそれを抱く托葉がある。
(2015/9/29)
(2016/9/28)
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