ナガボノシロワレモコウ
長穂の白吾木香
双子葉、離弁花、
バラ科、
ワレモコウ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.8〜1.3メートル
ワレモコウ
に似ているが、穂が白くてやや長い。
沼の近くなどに生える。
根生葉は柄のある奇数羽状複葉で全裂し、
小葉は長さ3〜8センチの広披針形で、鋭3角形の鋸歯がある。
枝先に長さ2〜7センチの円柱状の花穂がつき、
短いものは直立し、長いものは垂れ下がる。
花穂には小さな白い花が密生し、それには萼はあるが花弁はなく、
雄しべの花糸が長く突き出る。
果実はそう果。
関東以北と中国山地に隔離分布しており、
氷河期の生き残りと見なされている。
変種として、穂が赤みを帯びたものがあり、
ナガボノアカワレモコウと呼ばれる。
(2017/11/9)
細い茎が立上り、上部で分枝する。(2017/11/9)
花穂には白い小花が密生する。(2017/11/9)
蕾は巾着のようである。(2022/11/2)
萼は4中裂し、雄しべが4本突き出す。
(2018/10/2)
葯は黒紫色(下方)で、それが割れると白い花粉(上方)が現れる。(2017/11/9)
葉は奇数羽状複葉で、小葉は広披針形で鋸歯がある。(2017/11/9)
鋸歯は鋭角の三角形。(2022/11/2)
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