ヤマブキ

山吹

双子葉、離弁花、 バラ科、 ヤマブキ属、落葉、低木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:2メートルぐらい
地下茎で殖えて群生し、幹は細くて直立する。 若い茎は緑色であるが、1〜2年で木質化して褐色となる。
葉は長さ6〜7センチの倒卵形で薄く、重鋸歯があって、互生する。
花は茎先や葉腋につき、直径4センチぐらいで、 萼片5、花弁5であるが、八重咲きもある。 花は初めは黄色いがしばらくすると、 花弁の端がだんだん白く色あせてくる。
果実は広楕円形のそう果で、黒く熟す。 4個並ぶことが多いが、 1個、2個、5個のこともある。 八重咲きでは果実がつかない。
花の白いものを シロヤマブキ といい、これは果実がつく。

八重


黄色い花と緑の葉のコントラストが鮮やかで、よく目立つ。 (2022/4/19)


八重咲きのヤマブキは果実ができない。(2009/4/20)


開花後しばらくすると、花弁の先が白く色あせてくる。





一重咲きのヤマブキは結実する。(2012/4/21)


葉は先の尖った倒卵形で、互生する。 (2015/7/11)


葉は薄くて重鋸歯がある。


花は5弁で、黄色い。




果実は丸いそう果で、未熟なものは緑色。(2015/7/2)


熟すと黒くなり、艶がある。


1つの花でそう果は通常4つできる。 (2015/12/17)


よく探すと、そう果が2個や3個のこともある。


3個のそう果が葉腋から出る長い柄の先についている。 (2017/6/6)


1個や5個のこともある。 (2016/7/28)


成長できなかった果実もある。 (2015/6/6)


茎は束生する。


茎は細くて、若い時は緑色である。 (2018/1/10)


葉は秋に黄色くなって落ちる。


落葉低木である。 (2017/4/13)


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