ピラカンサ
双子葉、離弁花、
バラ科、
トキワサンザシ属、常緑、低木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:2〜3メートル
別名:トキワサンザシ(実の赤いもの)、タチバナモドキ(実がオレンジ色のもの)
トキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシ、タチバナモドキ
を総称してピラカンサと言う。
樹皮は褐色で皮目がある。
細い枝を伸ばして他のものに寄りかかる。
枝先が棘状となることが多い。
葉は互生し、長さ2〜4センチの倒被針形でやや厚くて光沢があり、
全縁に近いが、浅い鋸歯のあるものもある。
若葉の葉柄は紅色を帯びる。
春に葉腋の短枝先から出る散房花序に、
直径約8ミリの白い5弁花を咲かせる。
秋に直径約5ミリで赤色(または橙色)の梨状果をたわわにつける。
実は冬も残り、鳥の餌となる。
有毒植物。
識別点:
トキワサンザシ :葉は2〜4センチの倒披針形、果実は鮮紅色
ヒマラヤトキワサンザシ:葉は2〜5センチの長楕円形、果実は鮮紅色か橙紅色
タチバナモドキ :葉は5〜6センチの狭長楕円形、葉裏に灰白色の毛が密生、果実は橙黄色
トキワサンザシ?
トキワサンザシ
短枝先の散房花序に白い5弁花が多数咲く。トキワサンザシ?
トキワサンザシ?
果実を半分ぐらい鳥が食べて、果柄が残っている。
(2014/1/18)
1つの果実には、黒褐色で米粒状の種子が5個ぐらい入っている。
(2022/10/27)
葉は倒披針形でやや厚い。短枝に互生するが、密接しているので、束生しているように見える。
(2017/5/9)
(2009/5/16)
ヒマラヤトキワサンザシ?
ヒマラヤトキワサンザシ?
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