サンザシ
山査子
双子葉、離弁花、
バラ科、
サンザシ属、落葉、低木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:1〜3メートル
枝は灰褐色〜灰黒色で、棘がある。
葉は長さ2〜7センチの倒卵形で互生し、
上部は3〜5裂して鋸歯があり、下部は全縁である。
長枝から出る葉柄の基部には托葉があって、
それには粗い鋸歯がある。
枝先に直径2センチ弱の白い5弁花を数個つける。
褐色の葯が目立つ。
直径2センチ弱の偏球形の梨状果が赤く熟す。
果実が直径約2.5センチと大きいものとして、
オオミサンザシがある。
また、黄色く熟すのはキミノサンザシという。
果実は生薬として使われるが、食べることもできる。
ヤブサンザシ
はバラ科でなくユキノシタ科の別植物で、
果実は小さく、食べられない。
これはオオミサンザシ(果実が大きい)。
これもオオミサンザシ。
未熟な果実。(2016/7/27)
葉は3〜5中裂する。(2015/7/2)
葉にはいろいろの変異がある。(2017/4/22)
花は白くて5弁。(2015/5/6)
花は枝先の散房花序に10個あまりつく。
(2016/5/5)
花弁は丸い。(2017/5/6)
蕾。(2016/4/15)
幹は灰褐色でひび割れがある。(2015/5/6)
小枝のよく茂る低木。
(2017/5/6)
これはヤブサンザシ(果実が小さい)。
この葉はヤブサンザシの葉で、小さくて形も異なる。
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