キンロバイ

金露梅

双子葉、離弁花、 バラ科、 キジムシロ属、落葉、低木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:30〜80センチ
山岳地帯に群落を形成する。風に耐える。 茎は曲がりくねり、よく分枝し、樹皮は茶褐色で、古くなるとはがれる。
3角状の奇数羽状複葉が互生し、 それに長さ3〜10センチの長楕円形で全縁の小葉が1〜3対つく。
夏に枝先に直径2〜3センチの金色の5弁花を数個つける。花被片は丸い。 野生種の花は黄色と白であるが、園芸種には赤系もある。
果実は卵形のそう果で、灰色の毛が密生する。
北海道から本州北部の標高の高い所に自生している。 刈り込みに強い。
キジムシロ属はほとんどが草本であるが、これは木本。

枝先に金色の5弁花がつき、葉には毛がある。


(2016/4/29)




蕾は丸くて、筋が5本ある。 (2018/6/29)


葉はよく見ると5枚の小葉をもつ奇数羽状複葉である。(2016/4/29)


奇数羽状複葉が互生する。 (2018/5/24)


小葉の数は一般には3枚や7枚のこともあるという。


果実はそう果。


そう果は5枚の萼片で囲まれる。 (2015/10/28)


そう果には淡褐色の冠毛がある。(2015/10/28)


樹皮は灰褐色〜茶褐色。


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