ニワウメ
庭梅
双子葉、離弁花、
バラ科、
サクラ属、落葉、低木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:1〜2メートル
別名:リンショウバイ、コウメ
(スノキの別名でもある。)
ハネズ(古名)
地下茎がのびて、株のまわりに新しい芽を出し、
株立ち状になる。(株分けが容易。)
樹皮は灰褐色。
枝はたわみやすい。
若枝は赤みを帯びる。
葉は長さ4〜6センチの長楕円形で、細かい重鋸歯があり、
葉先が尾状にとがり、互生する。
葉裏は淡緑色で、脈上にわずかに毛がある。
線形の托葉がある。
葉の展開と同時に、前年枝に淡紅色の花が穂状に並んで咲く。
花柄は短く、花弁は5枚あり、花茎は1.3センチと小さい。
白い花もある。
雄しべは多数あるが、雌しべは1本である。
花弁は
ウメ
のようには重なり合わないことが多い。
直径約1センチの丸い核果ができ、
先に花柱が突起として残る。
6月〜7月に濃紅色に熟し、表面にはつやがある。
食べることができるが、少し酸っぱい。
秋に当年枝の葉腋に翌年用の花芽が作られる。
中国原産。
花弁はやや細くて、重なり合わないことが多い。(2017/4/2)
花は前年枝に密に並ぶ。
(2017/4/2)
(2017/4/2)
葉は長楕円形で細かい重鋸歯があり、先が尾状にとがる。托葉は線形。(2017/6/29)
丸くて先に突起のある核果が濃紅色に熟す。
(2017/6/29)
若枝は赤い。
(2017/6/29)
樹皮は灰褐色で、花が密に咲く。(2009/3/30)
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