ウリ科
双子葉、合弁花。
用語説明
巻きひげを持つ蔓草で、雄花と雌花があり、
液果の中に多数の種がある。
食用
カボチャ
茎は中空で太く、葉は掌状で、
初夏に小さい実のもとがついた雌花とそれがつかない雄花を咲かせ、
雌花が受粉すると50日ぐらいで実が大きく実る
ズッキーニ
根元から出る長い葉柄に掌状に深裂した大きな葉をつけ、
短い花径に黄色い漏斗状の花を咲かせ、
キュウリのような実をつける
スイカ
深い切れこみのある掌状の葉をつけ、
濃い緑色の縦縞をもつ球形または楕円形の大きい果実をつける
キュウリ
茎は中空で小さい棘があり、
葉柄の長い掌状の葉をつけ、
細長くて表面に小さい棘のある果実をつける
ニガウリ
深い切れこみのある掌状の葉をつけるつる植物で、
表面にいぼのたくさんある紡錘形の果実をつける
ツルレイシ: ニガウリ の別名
ゴーヤー: ニガウリ の別名
ナンバンキカラスウリ
葉は掌状に裂け、花は淡黄色で、
楕円形の果実に棘状突起が密生する
ナンバンカラスウリ:
ナンバンキカラスウリ
の別名
トウガン
浅い切れこみのある掌状の葉をつけるつる植物で、
直径20センチ以上の大きい実をつけ、熟すと白い粉をふく
ヘチマ
掌状の葉をつけるつる植物で、
50センチ以上の細長い実をつけ、熟すと繊維ばかりとなって
たわしとして利用できる
トカドヘチマ
掌状の葉をつけるつる植物で、
長さ数十センチで10稜のある細長い実をつけ、
未熟の実を食用とする
ヒョウタン
掌状の葉をつけるつる植物で、
上部と下部が丸くて中央部がくびれた果実ができ、容器として使われる
ユウガオ
葉は卵状心形で、
大きな球形または楕円形の果実がつき、
干瓢作りに使われる
ハヤトウリ
葉は掌状で、夏につるが旺盛にのび、秋口に
洋梨形の果実を多数つける
ヘビウリ
カラスウリに似ているが、花は昼間に咲き、
果実は蛇のように細長くてくねる
ケカラスウリ(毛烏瓜):
ヘビウリ
の別名
非食用
カラスウリ
巻きひげで他のものに巻き付き、葉は掌状で粗い白色毛が密生し、
白い花は縁が糸状に裂け、果実は朱赤色の球形〜楕円形
オオカラスウリ:
カラスウリ
の近種で、実が大きく葉が掌状に深裂する
キカラスウリ
カラスウリに似ているが、果実が黄色で、花冠の裂片の幅が広い
ゴキヅル
葉は三角状披針形で、花は黄緑色で小さく、
楕円形の果実が熟すと蓋が外れるように割れる
オキナワスズメウリ
葉は掌状に5〜7中裂し、花は黄色くて5裂し、縦縞のある丸い液果が赤く熟す
スズメウリ
アレチウリ
アマチャヅル
葉は鳥足状複葉で、淡緑色の小さい花冠が5裂し、
丸い液果が黒熟する
コロシントウリ
つるが地を這い、葉は掌状に深裂し、
小さいスイカ状の液果が実る有毒植物
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
総目次へ戻る