ヒョウタン
瓢箪
双子葉、合弁花、
ウリ科、
ユウガオ属、つる性、1年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
ユウガオ
の変種と見なされている。
全体に軟毛がある。
茎はつる状で、長さ3〜5メートルにのびる。
葉は切れ込みの浅い掌状で、互生し、葉柄が長い。
葉と対になって出る巻きひげで木や柵などにからむ。
巻きひげは初め右巻であるが、途中で左巻になって折り返す。
葉腋から出る花柄の先に白い5弁花が単生し、平開する。
花弁は楕円状で皺がある。
雌雄異花で、雌花には果実の原型がついている。
花は1日花で、夕方咲いて朝しぼむ。
上部と下部が丸くて中央部がくびれた果実ができる。
果実の長さは5センチぐらいの小さいものから、
2メートルぐらいの大きいものまで、品種によって様々であり、
中央部のくびれないものもある。
果実は苦みがあって食用にはしないが、
中身を出して乾燥させたものは、昔から容器として使われてきた。
種子は褐色の楕円形で先が鋭角であり、縦筋がある。
アフリカ原産で、最古の栽培植物と言われており、
日本には縄文時代に渡来した。
(2016/9/28)
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