トウガン

冬瓜

双子葉、合弁花、 ウリ科、 トウガン属、つる性、1年草。 用語説明
花期:夏
茎は中空で毛があり、ヒゲヅルで草木などにからむ。
掌状に3浅裂〜7中裂した長さ15〜30センチの葉が互生する。 葉柄は長い。
葉腋に花冠の5裂した黄色い花が1個咲く。 雌花の基部には小さい実のようなものがついている。
1つの株に多数の花が咲くが、結実するのは数個にとどまる。
直径20〜30センチ、長さ30〜50センチの大きい楕円形の実をつけ、 熟すと白い粉をふく。 冬まで保存でき、煮物などにして食べる。
熱帯産であるが、平安時代から栽培されている。

未熟な実。(2009/9/19)


黄色い5弁花が平開する。(2016/7/28)


雌花の蕾。(2010/10/6)


開いた雌花。(2010/10/6)


受粉すると花はしおれる。果実にははじめは白毛が密生する。(2010/10/6)


葉は掌状に3浅裂し、ひげづるがのびる。(2016/7/28)


茎は分枝して地を這う。(2016/7/28)


茎や葉柄にも白毛がある。(2009/9/19)


果実は長さ30〜50センチと大きくなり、熟すと白い粉をふく。(2015/9/29)


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