トカドヘチマ

十角糸瓜

双子葉、合弁花、 ウリ科、 ヘチマ属、つる性、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 6月〜9月
熱帯アジア原産で、 ヘチマの近縁種であるが、 稜が10個あって、果実の断面が10角形となる。寒さには弱い。 茎は長さ3メートル以上にのび、  葉柄の基部から出て分枝するヒゲヅルで、木や支柱にからむ。
葉は互生し、葉柄が長く、切れこみの浅い掌状の葉をつける。
夏になると、葉腋に、細長い小さい実のついた雌花、 またはそれがつかない雄花を1個咲かせる。 花冠は直径約8センチで5裂し、淡黄色であり、 夕方開花して翌朝にはしぼむ。
果実は長さ10〜40センチとなるが、 未熟な果実を キウリのように食用とする。 熟すと繊維ばかりになるので、 ヘチマのように皿洗いなどに使うこともできる。

果実の断面は10角となる。 (2017/8/26)


長い葉柄の腋に花序がつき、先の分枝するつるも出る。 (2017/7/29)


花は淡黄色で、花冠は5裂する。時期をずらして次々と咲く。 (2017/8/26)


10稜のある細長い果実ができる。 (2017/8/26)


果実はヘチマのように大きくなる。 (2017/9/30)


枯れた果実は淡褐色になる。 (2022/11/12)


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