ヘチマ

糸瓜

双子葉、合弁花、 ウリ科、 ヘチマ属、つる性、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
葉柄の基部から出るヒゲヅルで木や支柱にからむ。
葉は互生し、葉柄が長く、切れこみの浅い掌状の葉をつける。 直径20センチぐらいに大きくなる。
夏になると、葉腋に、 小さい実のついた雌花、またはそれがつかない雄花を1個咲かせる。 花冠は直径約8センチで5裂し、黄色い。
果実は、はじめはキュウリのような形をしているが、 成長すると長さが50センチを超えるような大きいものとなる。
若い果実は食べられるが、大きくなると固くなる。 成熟して乾燥すると、果実の先端が開いて種子がこぼれ出す。
繊維ばかりになった果実をたわしとして使う。 秋に果実が熟した頃、つるを切って、 根につながっている方をビンなどに差し込んでおくと、 化粧用のヘチマ水がたまる。

(2017/10/18)


黄色い5弁花が咲く。


(2016/7/28)


蕾がいくつも用意されている。(2015/9/29)


(2016/7/28)


ひげづるで巻き付き、葉は掌状に浅裂する。(2015/9/29)


雌花には果実の子供が用意されている。(2015/9/29)


若い果実。(2015/9/29)


果実は長さ50センチ以上に大きくなる。


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