カラスウリ

烏瓜

双子葉、合弁花、 ウリ科、 カラスウリ属、つる性、多年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
巻きひげで他のものに巻き付く。 根が芋のように大きくなる。
葉は長さ6〜10センチで互生し、卵心形で掌状に3〜5浅裂して、 表面に粗い白色毛が密生する。
葉腋に白色花を1個つけ、花冠は5裂してさらに糸状に裂ける。 花は日が暮れてから開き、夜明け前にしぼむ。
果実は長さ5〜7センチの朱赤色の楕円形〜球形で、 葉が枯れたあとも残る。 種子は黒くて、カマキリの頭のような形をしている。



ツルで木などに絡む。(2012/8/25)


楕円形の液果が真っ赤に熟れる。




未熟の果実は緑色で、縦縞がある。 (2014/10/4)


果実の尻には花柱が残っているが、次第に短くなる(2016/10/8)


花は白くて5裂し、裂片が糸状に裂ける。 (2011/7/22)


花は夜咲いて朝にしぼむ。(2011/7/22)


闇にうかびあがる花。 (2019/8/17)


しぼんだ花と準備中の蕾。


開く直前の蕾。(2015/8/8)


開き始めた蕾。すでにいくつもの花芽が用意されている。(2016/8/12)


(2009/8/12)


葉は卵心形で、掌状に3〜5浅裂する。 (2016/8/12)


果実を鳥などが食べて、種を散らす。(2012/12/23)


近縁のオオカラスウリ。蕾が大きく、葉がヤツデのように深く裂ける。(2015/7/2)


オオカラスウリ。葉も大きくて厚く、茎も太い。(2015/7/2)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る