ケシ科


双子葉、離弁花。 用語説明

花は放射相称で、雄しべが螺旋状につくものが多く、 萼片は開花すると散り落ち、茎を切ると乳液が出る。 果実は朔果。

ケシ 無毛で、茎は直立してまばらに分枝し、 葉は先の細くなった卵形で基部は茎を抱き、 花は茎の先につき、蕾のときは下向きで、開花と同時に上を向く

アヘンケシ: ケシ の別名

ヒナゲシ 全体に粗毛があり、茎は直立してまばらに分枝し、葉は羽状に深裂し、 花は茎の先につき、蕾のときは下向きで、開花と同時に上を向く

グビジンソウ: ヒナゲシ の別名

オニゲシ 全体に剛毛が密生し、葉は羽状に全裂し、 茎先に10〜20センチの大きな花が咲く

オリエンタル・ポピー: オニゲシ の別名

アイスランド・ポピー ヒナゲシと似ているが、茎は枝分かれせず、葉は無毛で光沢がある点などが異なる

シベリアンヒナゲシ: アイスランド・ポピー の別名

ナガミヒナゲシ 葉は1〜2回羽状に深裂し、 長い花柄の先に橙紅色〜紅色の花をつけ、細長い朔果がつく

トゲミゲシ 葉は羽状に深裂し、枝先に花弁が赤く中心部が青い花が咲き、 楕円形の果実は長い棘で覆われる

トゲミヒナゲシ: トゲミゲシ の別名

イヌゲシ: トゲミゲシ の別名

イガミゲシ: トゲミゲシ の別名

クサノオウ 茎には白い縮れた毛が生え、葉は1〜2回羽状に裂け、 鮮やかな黄色の4弁花をつける

シラユキゲシ 葉は心形で葉柄が長く、 直立する花茎の先に白い4弁花を数個つける

スノーポピー: シラユキゲシ の別名

アザミゲシ 葉はアザミのように羽状に裂け、 花は直径7センチぐらいで黄色いが、白いのもある

ツノゲシ 葉は銀白色で羽状に裂けて縁が強く縮れ、花は4弁で黄色く、刮ハは角状

タケニグサ 茎は中空で太く、葉は大きくて掌状に中裂し、 茎先の円錐花序に花弁のない白い花を多数つける。

キケマン 葉は2〜3回羽状に裂け、柔らかい茎の上部に鮮黄色の筒状の花が総状に多数咲く

ムラサキケマン 葉は2〜3回羽状に裂け、柔らかい茎の上部に赤紫色の筒状の花が総状に多数咲く

コマクサ 葉は2〜3回羽状に裂け、茎先に淡紅色で基部の膨らんだ花を下向きにつける

ジロボウエンゴサク 羽状複葉の小葉は掌状に3裂するか楕円形で、 紫色の筒状の花が総状に咲く



ヤマエンゴサク 葉は2回羽状に裂け、 総状花序に青紫色の細長い花を咲かせ、 花の下の苞には切れこみがある

タイツリソウ 弓なりになった花茎に鯛をいくつもつり下げたような形の花を咲かせる

ケマンソウ: タイツリソウ の別名

ハナビシソウ 花は直立した茎の先につき、4弁花で、黄色が多く、 日中に開き、夜は閉じる

ヤマブキソウ 葉は奇数羽状複葉で小葉は広卵形で先がとがって鋸歯があり、 黄色い4弁花が咲く

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