ナガミヒナゲシ

長実雛罌粟

双子葉、離弁花、 ケシ科、 ケシ属、1年草。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:20〜60センチ
花茎は細長く立ち上がる。 茎の下半部には開出毛、上半部には伏毛が多い。
根生葉で越冬する。 春の葉は茎の下部に互生し、1〜2回羽状複葉に深裂する。 両面に毛が多い。
花茎の先に直径3〜6センチの橙紅色〜紅色の花を1個つける。 蕾のときは毛の密生した萼に覆われている。 4弁で、花柱はなく、柱頭が放射状にのびて傘の骨のように見える。 1日で散る。
刮ハは長さ2〜3センチの長楕円形で、 上面に笠のような蓋がついた形をしている。 実るとごく小さい種子が飛び散る。
地中海沿岸原産。

(2009/5/23)


細長い実(芥子坊主)がつく。


熟した芥子坊主。(2023/6/4)


1つの芥子坊主に1000個以上の種子が入っている。 (2016/6/4)


種子は直径0.6ミリぐらいと小さい。 (2015/6/10)


葉は2回羽状に深裂する。(2015/4/14)


根元では羽状に深裂した複葉が根生する。茎の下部には開出毛がある。(2015/4/14)


上部の茎葉は間延びしている。


花径は細長くてひょろひょろしている。 (2015/5/6)


花茎の上半部には伏毛がある。(2023/6/4)


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