トゲミゲシ

棘実芥子

双子葉、離弁花、 ケシ科、 ケシ属、1年草。 用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:30〜60センチ
別名:トゲミヒナゲシ、イヌゲシ、イガミゲシ
全体に細毛がある。 茎は直立してから分枝する。
葉は羽状に深裂し、互生する。
枝先に緑色の蕾が1つ付き、蕾の覆いがとれて赤い花弁が現れ、 花茎約2.5センチで、まわりが赤くて中心部が青い花が咲く。花弁は4枚ある。 朝咲いて昼過ぎには赤い花弁が落ちて、 青い雄しべが子房を取り囲んだ形となる。
ついで子房が膨らんで雄しべが落ちてゆき、刮ハができる。 刮ハは楕円形で、湾曲した長い棘に覆われる。
ヨーロッパ、北アフリカ原産。

(2016/5/5)


葉は羽状に深裂する。 (2016/4/15)


(2016/4/15)


蕾は緑色で丸い。まだ花茎は少ししかのびていない。(2016/4/15)


蕾の覆いが割れる。(2016/4/15)


畳まれた赤い花弁が現れる。(2016/4/15)


花弁が赤く中心部が青い花が咲く。(2016/4/15)


花弁が落ちて青い雄しべが子房を取り囲んだ形となる。(2016/4/15)


葯が青い。(2016/4/15)


(2016/4/15)


楕円形の刮ハは長い棘に覆われている。(2016/5/5)


蕾、花、実が入り交じった状態。(2016/4/15)


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