コマクサ
駒草
双子葉、離弁花、
ケシ科、
コマクサ属、多年草。
用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:5センチ(花径は10〜15センチ)
他の植物が生育できないような砂礫地などに生える。
根は50〜100センチと長くなるが、地上部は小さい。
葉はすべて根生し、長さ約5センチの葉柄の先に、
2〜3回羽状に細裂して、パセリのようになった葉をつける。
夏に花径を立て、淡紅色で壺形の花を数個下向きにつける。
外側の花弁2枚は基部が大きく膨らんで先が反り返り、
内側の花弁2枚は中央部がくびれ、先は合着している。
萼は花が開く前に落ちてしまう。
花が枯れると、長さ1センチあまりの細長い楕円形の刮ハとなり、
中に光沢のある黒い種子をもつ。
アリの好むエライオソームがついている。
冬は地上部が枯れて休眠芽で過ごす。
有毒植物。
千島列島やカムチャッカ半島、北海道や高山などに生育している。
基部が膨らんだ淡紅色の花が下向きに咲く。(2015/5/6)
花から馬の顔を連想して名付けられたといわれる。(2015/5/6)
葉はパセリのように細かく裂ける。(2015/5/6)
(2015/5/6)
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