ヤマブキソウ

山吹草

双子葉、離弁花、 ケシ科、 ヤマブキソウ属、夏緑、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:30〜40センチ
別名:クサヤマブキ
落葉樹林の林床などに生える。 根茎があって、群落をつくる。 茎は直立したのち分枝し、細毛が密生する。 茎や葉を傷つけると黄色い乳液が出る。
葉は奇数羽状複葉で、小葉は広卵形〜楕円形で先がとがり、 不揃いな鋸歯がある。葉脈が明瞭でくぼむ。 根生葉は葉柄が長く、茎葉は互生する。 小葉は根生葉では5〜7個あり、茎葉では3個ある。
茎先に数輪咲く花は直径4〜5センチあり、丸い花弁を4枚もち、 鮮やかな黄色である。 萼にも細毛が密生する。
細い円柱形の刮ハができる。
全草が有毒。
日本や中国に自生するが、野生のものは少なくなった。



花は4弁で黄色い。(2016/4/15)


茎や蕾などに毛がある。(2016/4/15)


葉は奇数羽状複葉。(この個体は小葉の形が他と少し異なる。)(2022/10/20)


奇数羽状複葉の小葉は尖った広卵形で、鋸歯がある。(2016/4/15)


茎は叢生する。


茎先に細い円柱形の刮ハができる。(2015/5/1)


刮ハは湾曲したりする。




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