クサノオウ
瘡の王
双子葉、離弁花、
ケシ科、
クサノオウ属、2年草。
用語説明
花期:春〜夏 4月〜7月
高さ:30〜80センチ
根生葉を叢生させたロゼットで越冬し、春に茎を直立させる。
茎は中空で、縮れた白い毛が生えているので白っぽく見える。
同じ株から茎が何本か出る。
葉は互生し、1〜2回羽状に深裂し、小葉は掌状で有毛であり、
裏面は粉白色をおびる。
花は枝先に数個つき、直径2センチぐらいの鮮やかな黄色の4弁花である。
長さ3〜4センチの細長い鞘状の朔果を立てる。中に黒い半球形の種子があり、
アリが好む種枕がついている。
植物体を傷つけると黄色い汁が出て、皮膚につくとかぶれる。
この粘液は薬効もあり、名前の由来として、「草の黄」「くさ(瘡蓋)の王」「草の王」など、諸説がある。
花は4弁で黄色い。(2011/4/30)
雄しべは多数あり、子房は管状でくねる。(2018/5/19)
葉は羽状複葉で、小葉は掌状。
下部の葉柄は長いが、上部にゆくにつれて短くなる。(2014/5/3)
茎に白毛がある。(2016/5/14)
蕾にも白毛がある。
(2011/4/3)
細長くてくねりのある刮ハができる。
(2016/4/29)
(2015/5/6)
茎は直立〜斜上し、白毛がある。
(2016/4/29)
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